タイルの施工

施工方法について

タイルの施工方法には密着張り・改良圧着張り・改良積上張り・マスク張りなど様々な方法がありますが、ここでは私たちが実際に行っている施工方法をご紹介します。

圧着張り

小口平から二丁掛程度のタイルに適用します。
下地に張付モルタルを塗りつけ、トンカチの柄などでタイルを張り付ける工法です。

弾性接着剤張り（はるかべ工法）

タイルは接着剤張りに適した裏足形状をもった専用タイルを使用します。
陰影のある深目地や細目地の意匠が可能となります。

密着張り

小口平から三丁掛程度のタイルに適用します。
タイルを通してモルタルに振動を与えるため、圧着張りに比べてモルタルの塗り置き時間が長く取れるのが特徴です。

モザイクタイル張り

モザイクタイルに適用します。
下地に張り付けモルタルを塗り付け、ユニットタイルをたたき台で叩いて張り付ける工法です。
施工効率がよく、採用率が高い工法です。

改良積上げ張り

小口平から四丁掛程度のタイルに適用できますが、密着張りなどに比べて施工効率が悪いため、現在では密着張りや改良圧着張りでは施工しづらい三丁掛以上の大型タイルに採用されるケースが多くなっています。

改良圧着張り

小口平から三丁掛程度のタイルに適用します。
下地に張付モルタルを塗りつけるとともに、タイル裏面にも張り付けモルタルを塗り付け、タイルを張り付ける工法です。